DLNAとは?自宅のテレビ番組を海外から楽しむ。

活用事例

DLNAとは、(Digital Living Network Alliance)の頭文字でLANケーブルを通して、動画、写真、音楽、書類などのデータを通信できるようにする取り決めをまとめたガイドラインです。このガイドラインに沿ったDLNA対応機器でデータの通信ができるようになるというものです。

同じネットワーク上のLANで接続していれば受信機器は問わずにテレビ番組や音楽などのデータを家中で楽しむことができます。例えば、パナソニックの「おうちクラウド」やソニーの「Nasne」などの製品では、受信側の携帯機種に問わずまたテレビのメーカーに問わずDLNA対応であれば家中で再生ができます。

DLNAを構築できる機器は、3つあります。

  1. コンピューター
  2. ハードディスクレコーダー
  3. ネットワーク型ハードディスク

パナソニックの「おうちクラウド」やソニーの「Nasne」は、家電タイプのサーバーです。

WatchJTVの「テレパソ」も、DLNAという通信ガイドラインに沿って日本と海外の機器をつなぐことにより海外からでも自宅のテレビが見れるようになっております。テレパソはDLNAコンピュータ型サーバーになります。

テレパソコンピュータ型サーバーのDLNAの仕組み

本来、DLNAではLAN環境で構築するので家の中の別の部屋といった自宅内で利用するものです。しかしこの技術を一歩進化させ、テレパソにVPNサーバーを搭載し海外に設置したテレ子機をVPN(バーチャルプライベートネットワーク)でつなぐことにより、離れた自宅をネットワーク上、1つにつなぎLAN環境にすることでDLNA対応の機器で海外から自宅のテレビが視聴できるようになっています。

VPNというのは、サーバーと受信機がセットで動作し太いトンネルをつくり離れた自宅同士を1つのネットワークにつなげるという技術です。海外に滞在されている場合でもVPNのネットワークで海外の自宅と日本の自宅をつなぐことで、機器同士がDLNAでの接続ができるようになっています。

加速するおうちクラウド

家電大手のパナソニックやSonyでは、テレビ番組を外出先からみれる、音楽や写真を自宅のクラウドに保存するというようなおうちクラウドという機能を加速化しています。これまで地上波、BS、CSといったようなアンテナシグナルだけのコンテンツが、オンディマンドというネット環境に広がったことでコンテンツの多様化が生み出した新しいサービスを展開しています。

自宅の家電サーバーにテレビ番組、オンディマンド、個人の動画、音楽、写真から書類といったあらゆるデータを保存し家族みんながいつでも簡単にアクセスできるというようになってきています。

海外在住者におかれましては、多くの方が日本にご自宅がございます。これを活用しVPNでつなぐことで日本と海外のご自宅を結び、疎遠になりがちな日本のご家族やお友達とDLNAの接続でコミュニケーションを強化するというまたテレビ視聴とは違ったプラスなご利用としてもご活用いただけます。

自宅クラウド

自宅にクラウドを設置するというのは、高い専門技術が必要となりなかなかハードルが高いものです。WatchJTVのテレパソは、テレビ録画サーバーの他にパーソナルクラウドサーバーも搭載可能です。オプション機能で簡単に追加できます。10TBまでのUSBハードドライブを取り付けていただくことで、インダストリーレベルのオープンソースownCloudソフトのご利用が可能です。

こちらのファイルサーバーは海外からログイン1つで動画や写真、音楽から書類まであらゆる形式のデータを保管できるサーバーです。自宅に設置するので10TBというような大容量でも自宅から利用することができるようになります。

PLEXストリーミングサーバー

全米で最もサポートされているPLEX。テレパソとテレ子機に標準装備されています。PLEXはスマートフォン、コンピュータ、AppleTVやAmazon製品などあらゆる機器でサポートされている世界で最も利用されているアプリケーションです。

PLEX対応機器であれば、テレパソのデータの受信が可能です。テレパソにクモパソ(ownCloud)を取り付ければ、テレビ番組の他パーソナルなデータの転送も自由に行うことができるようになります。

VPNの最新ソフト Wire Guard

VPNの設置は自宅にするのが最もセキュリティーの高い方法です。業者のVPNサーバーは共有サーバー。大事な携帯電話を不特定多数のサーバーにつないで通信するのは気持ちの良いものではありません。見えないからこそセキュリティーに対する意識はしっかりと持っている必要があります。

VPNのサーバーを自宅に設置するのは難しいことではありません。VPNのサーバーを設定するのは専門知識が必要ですが設置はたったの2つ。コンセントとLANケーブルを繋ぐ。それだけです。

VPNサーバーを自宅に設置することで自分しか使わない専用なトンネルの形成ができます。テレパソにはVPNサーバーを搭載しておりますが、地デジはみないということであれば、VPNサーバーだけの設置も可能です。

VPNサーバーには、クモパソ(10TBまで対応可能)も追加できますし、PLEXのサーバーも搭載できます。このことでクモパソに保管したあらゆるデータをPLEXのアプリ1つでご家族と簡単に共有することが可能です。

これからの時代は自宅に設置するおうちサーバーが離れたご家族と会話するきっかけになるのではないかと思います。

VPNサーバーご利用は、こちらのリンクよりご利用ください。

テレパソサーバーご利用は、こちらのリンクよりご利用ください。

どちらもDLNA対応です。サーバーは日本。子機は海外のセットでご利用になりますと海外生活がシームレスに快適になります。

ご不明な点があればこちらよりお問合せください。VPNを自宅に設置すれば海外規制は全くありません。(海外からでも自宅からアクセスすることになる技術なので規制にはかかりません。)