海外在住歴20年。シリコンバレー出身のエンジニアがリモート技術を駆使し海外在住者のためのテレビ生活を2005年からご提供させていただいております。海外に住んでないとテレビがみれない不便さってわからないですよね。回線が悪い、テレビでみれた画質じゃない、面倒臭い。。。海外生活が長くなるにつれだんだん贅沢になり最終的にソファーに座ってリモコンポチっ!で海外でテレビが見れるところまでたどりつきました。多分日本でみるときより便利に見れるかもです。海外で自分が使う為により使いやすいように改良しているので皆さんも同じ環境を作れると思いますよ。
海外で日本のテレビを見る方法は、2種類あります。
- オンディマンド視聴(インターネット上での番組)
- 地上波、BS、CS放送(アンテナ受信での番組)
海外で契約できる衛星放送や日本語放送、ワンセグ放送などもありますが、ここでは “画質も操作も日本と同じように” できる方法をご紹介するためこれらは含んでおりません。
テレビをみるという定義
まず、海外でテレビを見るということをもう少し具体的に定義します。テレビを見るだけであれば色々な方法がありますが、とにかく見れればいい。というのとちょっと贅沢に見たい。とではそれに伴う必要な機器も条件も全く変わってきます。この記事では、ちょっと贅沢にソファーに座ってリモコン1つで海外からも日本と同じように快適にテレビを見るための方法をご紹介いたします。
オンディマンド視聴
AbemaTVやTVerなど地上波の見逃し番組の配信や独自のコンテンツをインターネット上から配信しているテレビ局からの視聴です。インターネット上で放送されているコンテンツは、インターネット回線で視聴が可能ですので、ネット回線があれば視聴ができます。
オンディマンドコンテンツは、手軽に視聴したい場合は、モバイル、PCが便利ですが、大画面テレビで視聴するには、AppleTVやAmazon Fire Stickなどが便利です。リモコン1つでソファーに座りながら操作できるので近年人気を呼んでいます。
海外からのオンディマンドコンテンツの視聴には、国外規制がかかっていますので海外からの視聴ができませんが簡要策としてVPN接続という方法があります。世界にはたくさんのVPN接続サービスが存在しますが、利用する人々の1番の目的は ”匿名性” です。世界中から色々な事情のある知らないユーザー達が集まってくる場所でもあります。
自宅同士をつなぐネットワーク構築
海外ユーザーがオンディマンド視聴をする場合、なんといっても安全、確実なのは日本の自宅からのアクセスです。VPNをつけているのにオンディマンドなどが見れないという書き込みを見かけますが、これはVPN業者のIP(インターネットの電話番号)がブロックされたためです。コンテンツホルダーが電話でのスパムコールをブロックしてくるというようなイメージです。何せみんなで同じ番号でかけてくるのですからブロック1つで簡単に規制がかかります。
海外からのアクセスで規制がかからない唯一の方法は、日本の自宅と海外の自宅を1つのネットワークでつなげてしまうことです。日本の自宅と海外の自宅を1つの大広間にしてしまおうというわけです。実はそんな難しそうなことが簡単にできるようになっています。
WatchJTVのVPNサーバー&子機セットは、VPNサーバーを日本の自宅に設置、子機を海外に設置することで機器同士を同じネットワークでつなぐことができます。海外側の子機から出力されるWiFiは、日本につながるため、わざわざ面倒なVPN接続をすることなく日本接続にできます。
海外側は、子機のホットスポットWiFiにつなげるだけで日本につながってしまうんですよ。設定もインストールも何もいらないんです。
シンプルな発想ですが、これを構築しておけば海外に住んでいても何も気にすることなく日本と同じことができるようになります。
必要なもの
AppleTVまたはAmazon Fire StickなどのWiFi機器
- 親機を日本の電源とルーターにつなぎます。
- 子機を海外の電源とルーターにつなぎます。
- カスタマーサポートにご連絡いただき、2つの機器をつなげます。
設定完了次第、お好きな機器を子機のWiFiにつなげていただくだけで機器丸ごと日本接続となります。
この方法であれば、規制対象ですらないこと、自宅の回線を使うので安全、安心して海外からもご利用いただけますよ。やはり自分の機器からどこにつなげているのか?というのは可視化できないので安心して接続できる環境を持っていたいですよね。
地上波の視聴
なんといってもテレビを見るという多くの方の意味はこちらだと思います。テレビのシグナルというのはアンテナ経由なので本来であれば電波のある場所に自分が行かなければならないとうのが常識です。しかし、テレパソという機器を日本に設置し、テレ子機を海外に取り付けることで離れた2つの部屋を1つの広間にするというイメージのことができるようになります。
すると日本の自宅のテレビが見れるというわけです。
必要なもの
地デジチューナー(推奨機種はこちら)
結論
オンディマンド視聴でも地上波でも機器の構成は同じです。どちらも日本と海外の部屋を1つにつなげて大広間にしてしまうという発想。同じネットワークで操作するので海外にいても日本にいるのと全く同じように視聴ができます。
機器はどちらも日本と海外に設置することで2つの部屋を1つのネットワークでつなげます。作業は配線のみ。設定もインストールも不要です。
これだけしっかりと構築しておけば、あとはテレビをつけて見るだけ!AppleTVのリモコンで操作できます。
いかがでしたか?テクノロジーを上手に使うと快適な生活環境を構築できます。テレパソ導入計画立ててみませんか?ご不明な点はこちらからお気軽にご相談ください。