業者VPNと自宅VPN何が違う?

自宅VPN VPNサーバー
自宅VPN

VPNサービスの90%は、業者が用意するVPNサーバーへのアクセス経由であるのが現状です。WatchJTVのVPNは、ご自身の自宅にVPNサーバーが設置でき、自分だけが自分の回線を利用することができるVPNサービスです。

VPNの仕組みとは?

海外にお住まいの場合、スマホやコンピュータで日本のHuluにアクセスするとアクセスできません。これは、発信元の電話番号(インターネット上のIP)が日本でないことが原因です。VPNの仕組みは、自分の発信元を一旦VPNサーバーにつなぎます。そしてVPNサーバーにつないでから、希望ののサイトにアクセスするという2段階アクセスを踏みます。

このことで自分の発信元を隠すことができるのです。

業者VPNとは?

VPN業者は、VPNサーバーにアクセスするためのアプリやログイン情報を提供し、VPNにつないでからインターネットをできるようにするサービスです。発信元を隠すとは言っても、アクセス先には、業者の発信元が記録されます。自分の発信元ではなく業者が発信しているという記録です。

つまり、アメリカから自分の携帯で日本のHuluにアクセスする場合、VPN業者経由であなたのHuluアカウントがアクセスされるという記録になります。(Hulu側で見える記録です)

業者のVPNのサーバーが日本にあればその日本の発信元情報が記録されます。発信元が「日本」なのでアクセスが許可される。という仕組みになります。このように、自身はアメリカにいながらも発信元を隠した状態で自分のアカウントを利用するのが業者を経由したVPNとなります。

自宅VPNとは?

一方、自宅VPNとはどのような仕組みでしょうか?実はあまり知られていないのですが、業者がVPNを設置するようにご自身の自宅にVPNサーバーを設置することができます。弊社より販売しているVPNサーバー(こちらの機器)を自宅に取り付けるだけで完了します。設定はは不要です。(弊社のエンジニアが行います。)

海外からは、自分の自宅のVPNにアクセスしHuluにアクセスするようになります。Hulu側で見える記録は、日本の自宅からの発信となります。自分の自宅から自分のHuluのアカウントにアクセスし視聴する。という日本でのアクセスと同様に海外からHuluにアクセスすることができるようになる方法です。

自宅にVPNを設置するメリットは?

自宅にVPNを設置するメリットはいくつかあります。

  1. 発信元を隠す必要がない。(自宅からのアクセスとなるので隠しません。)
  2. 自分しかアクセスしないので安全。(業者サーバーは誰がアクセスしているかわからない)
  3. 回線を占有。(自宅の回線なので誰とも共有せず高速で使える)
  4. 規制が全くかからない。(業者の場合急に使えなくなることがあり毎年状況が変わる)
  5. とにかく安全で安心。(VPNは発信元を隠す目的の利用者が多いため、犯罪に巻き込まれるというリスクもあります。)

といったメリットがあります。業者のVPNにおいては、毎年コンテンツホルダーから規制がかかります。年間契約をしたところで、規制がかかれば使えなくなり再度新しいところを探し歩く。そんなイタチごっこなのが業者VPNの現状です。

ディメリットとしては、自宅に機器を設置しなければならないため、初期コストがかかること、ネットワークの専門知識がないと設置できない。といったことが挙げられます。

自宅VPNを誰でも簡単に設置できる!

WatchJTVのVPNサーバーを1台自宅に設置すれば、発信元を隠すことなく海外からでもオンディマンドコンテンツへのアクセスが可能です。しっかりとした設備でセキュリティーを確保。安全なVPN環境の構築は、海外渡航時には最も重要です。

多くの人は、自分のデータがどこにつながっているのか?何が起きているのか?などを知らずにインターネットを行っております。特にVPNのように発信元を隠したいと思う人が集まるサーバーには、どのようなことが行われているかは知る由もありません。

本来VPNという言葉は、配信元を隠すのが目的という接続ではありません。

バーチャルなネットワークを使って、2つの場所を1つにつなげるという接続です。Work From Home(リモートでの仕事)が20年も前から進んでいたシリコンバレーでは、VPNで自宅と会社を1つにつなぐ安全な接続法としてVPNが使われていました。

これと同じ原理で、海外の端末を自宅とつなぐということができるのが自宅VPNです。自宅VPNがどれだけ安全でプライバーシーが確保されるかご理解いただけるでしょう。

VPNサーバー導入手順

WatchJTVのVPNサーバーは、親機(日本設置)と子機(海外設置)のワンセットでのご利用も可能です。VPNサーバーのみ設置する場合は、スマホやコンピュータからのアクセスのみとなります。

海外にも子機を設置した場合は、親機につながるWiFiが出力されます。このことで、テレビにつなげ視聴するAppleTV、Amazon Fire Stickをはじめ、Alexaや海外のスマートTVにおいても自宅接続にすることができるようになります。(こちらはWiFiにつなぐだけです。)

スマホやコンピュータの場合は、WireGuardというVPN最速の無料アプリで設定します。

AppleTVやAmazon Fire Stickなどアプリのインストールができない機器については、WiFiにつなぐだけで自宅接続にすることができます。

とっても簡単で、安全な自宅VPN。ネットワークエンジニアが常時機器をサポートしておりますので、海外で問題が起きてもいつでもご相談いただけます。

海外渡航時は、是非ご検討ください。