海外と日本の自宅を繋いでメタバース空間をつくる方法

海外渡航関連

12/1/2021 オミクロン株がカリフォルニア州から出たことを受け、日本への渡航カリフォルニア州からの入国にホテル隔離3日という制限がついてしまいました。(悲)この記事を書き終える間も無く、米国(コロラド州、ニューヨーク州、ハワイ州、ミネソタ州)も追加されてしまいました。今年こそは日本でお正月を〜♪と10%くらいの希望で考えていましたが、早くも打ち砕かれてしまいました。

海外在住者にとっては、日本帰国は年に一度の大イベント!しかしここ数年帰国が本当に難しくなっていますよね。オミクロン広がらないでほしいですね〜。というわけで、悲しんでいても仕方がないので今話題のメタバース空間についてちょっとお話してみます。なぜならテレパソ親機と子機を組み合わせると自宅メタバース空間が作れてしまうからです。帰国できなくても日本にいるような空間を作っちゃいます。

メタバースって何?

メタバースという言葉、最近耳にしませんか?NFTやデジタルアートもその一環です。日本で言えば任天堂の協力形ゲーム(マルチプレイ)的なものであつまれどうぶつの森なんかがイメージに近いのではないでしょうか。仮想のデジタル空間の中で自分のキャラクターを動かし会話したり協力したりしてゲームを楽しんでゆく空間です。

アメリカではひと昔大人気だったゲーム “マインクラフト” をイメージすると分かりやすいかと思います。コンピュータ上で自分の土地を生成しクリエイティブなアイディアでみんなで遊ぶゲームです。

どちらも仮想空間に集まって建築したり探検したりできるゲームなのですが、子供が画面に向かってお友達と話しながら楽しそうにしてる姿を見たことある親御さんも少なくないのではないかと思います。

遠隔のお友達と一緒に遊ぶ、離れている場所だけど一緒にゲームができるという空間それがメタバースなんです。

Earn to play(遊んで稼ぐ)

最近メタバースという言葉がネット中を駆け巡っていると思いますがその大きな理由は、メタバース空間で生じる報酬です。メタバース空間で遊べば遊ぶだけ報酬が得られる。遊んで稼ぐというまさに子供たちにとっては夢の世界ですよね。海外ではAxie、Alice、Sand、Galaなど遊んで稼ぐゲームシリーズはいま密かに人気を呼んでいます。

Axieというゲーム内で販売されていたデジタルランドが数億ドルで販売されているというのはすでに事実なんですよね。なぜその土地がそんなにも高価なのかというと金(鉱石)がたくさん出る土地だったり、水や木などの売れる資源が豊富だったりと理由が色々あるのです。

いかにそのような好条件の土地を探すか。今はまだ開拓者たちが翻弄している時期なのでまだまだこれからメタバースという言葉はたくさん耳にすることになりそうです。

帰国できないならメタバースの世界へGO!

ゲームに限らず音楽、アートとさまざまな分野でメタバース化が始まっています。要するにメタバースの世界というのは、離れていた場所(リモート)から共通の空間に集まって情報を共有するというものなのです。

例えば離れていた友達とゲームの空間で一緒に遊ぶとか、離れている家族と一緒にテレビを見るなんていうのもメタバース空間ならではの世界になってきます。映画をお友達と一緒に見にゆくという形からお友達と映画を離れた場所から一緒に見るという感覚がメタバースの世界観なのです。

海外在住の方は今年も残念ながら思うように帰国ができなくなり私自身もかつて両親と温泉旅行にいった思い出など思いめぐらせていますが、なにか離れた場所から楽しいことができないものか?と考えた時このメタバースの世界を活用できると考えました。

テレコちゃん
テレコちゃん

ずばり年末の行事一環として一緒に紅白歌合戦をみようという企画です。

海外と日本なので時差こそありますが、年末はやはり何といっても盛り上がる番組で年末ならではの雰囲気も一緒に体験できるイベントでもありますよね。これを海外と日本とで一緒に画面を共有してみることができたらあれこれと今年の思い出話に話が咲くのではないかと考えたわけです。

メタバース計画1:日本の家族と一緒に紅白歌合戦をみる

  1. 日本では普通にテレビで紅白歌合戦を見ることができますのでテレビをつけてもらいます。

2. 海外ではテレビとAppleTV(世界どこで購入してもOK)またはAmazon Fire Stick(日本のアマゾンからのみ購入可)をセットしてテレ子機にWiFiで繋ぎます。VLCという無料アプリをインストールし親機テレパソの情報を入力することで、AppleTVまたはAmazon Fire Stickでリアルタイムで日本のテレビが視聴できるようになります。時間になったらテレビをオン。

これでZOOMかMessageアプリで日本とテレビ電話を繋ぐことで会話を楽しみながら同じ番組を同時に視聴できるようになります。メタバースな空間で物理的に離れてはいるものの、同じ情報を共有できる空間、メタバース空間で一緒にテレビを見ることができるというわけです。

リアルタイム視聴をテレビ画面でお楽しみいただけるのでまるで同じ空間で同じ時間を過ごしている空間を作り出すことができるようになります。

孤独になりがちな世の中ですが、年越しそばを用意して一緒に年越しイベントを楽しんでみたいと思います。

メタバース計画2:日本の甥っ子とゲーム参戦

最近のゲームは、オンライン参戦なので例えば離れている甥っ子とゲームで遊んだりすることもできるわけです。ただ、海外からのアクセスの場合は国外規制がかかることがあり日本のゲームに参戦することができないものもあるようです。

海外に住んでいると日本のゲーム機を日本にいる時と同じように使えるかはとても心配になりますよね。テレ子機があればご心配無用。テレ子機経由で機器丸ごと日本に繋がるようになります。VPNなども一切不要。日本と全く同じように使えます。(電源については各国に合わせたご対応となります。)

例えば任天堂のスイッチをテレ子機にWiFi接続してしまえばスイッチは機器丸ごと日本のネットワークにつながります。子機につなげて使えば決済も、ソフトも、アクセスも何一つ気にする必要はありません。ゲーム機が丸ごと日本のネットワークにつながるので日本で行っていたのと全く同じ作業で使えるようになります。

このことで海外にいるのですが、日本の甥っ子と一緒にゲームができるというわけです。ゲーム機は任天堂でもPS3でも何でもかまいません。WiFiを海外の回線ではなくテレ子機のWiFiにつなぐだけで日本接続になります。

どんなゲームが流行っているのかあまり詳しくありませんが、年末はゲーム三昧になりそうです。

メタバース計画3:日本の友達と映画鑑賞

友人にも久しく会っていません。みんな元気にしてるかなぁ〜。いつもみていたあのドラマについて一緒に話したりしたっけなぁ。なんて懐かしい記憶が思い起こされます。テレパソを設置されている場合は、日本の自宅のテレビの録画ができます。そしてその録画した番組を友達と一緒に見ることができる機能があります。この機能を利用することで複数のお友達とテレビを一緒に見るということが実現できます。

大学の時のお友達に声をかけ十人ほど集めてみんなで一緒にテレビを見ようという企画です。

テレパソであらかじめ番組を録画しておきます。

録画した番組をPLEXアプリでアクセスします。

一緒に見る(Watch Together) というオプションをクリックし、十人のお友達に招待状を出します。

これでみんな同じ画面を共有することができるというものです。チャットもできますし携帯で音声をオンにしておいても面白いかもしれませんよね。物理的に同じ場所にいなくてもメタバースな空間の中で一緒にテレビ鑑賞をすることができるようになります。

メタバース計画4:日本の友達と話題のHULUで盛り上がる

日本で人気のオンディマンドコンテンツHuluですが、海外からはアクセスできませんよね。最近ではVPN接続でも厳しくなってきているため思うように視聴できない方も多いのではないかと思います。

Huluは、リジョン規制に加え自宅か業者かのチェックも入れているため海外から視聴するには敷居が高いのです。テレパソと子機のセットが設置してあればこれもクリアーできます。なぜならテレパソにはVPNサーバー機能がついており、設置場所が日本の自宅なのでHuluからの規制もかかりません。

ポイント

自宅にアクセスしてからHuluにアクセスするという考え方になるので規制されないのは当然なのです。業者を経由するとアクセスできないのは、日本にある自宅からのアクセスではないためなんです。

海外のテレビにAppleTVを取り付けて、子機にWiFiで繋げばHuluも海外のテレビで自由に見れるという環境になるわけです。VPNの設定とか面倒なことは不要でただ子機のWiFiに繋ぐだけで日本に移動できてしまいます。

お友達と今話題のドラマの話で盛り上がれるのは、なんかとても懐かしい感覚です。

メターバース空間構築方法

メタバースな空間を作るには、日本、海外それぞれに1台ずつ機器を設置することで可能になります。日本には親機のテレパソ、海外には子機のテレ子機をそれぞれ設置しておくだけで上記のようなメタバース空間を簡単に誰でも構築できるようになります。

親機は自宅の地デジチューナーにテレパソ一式を配線し、インターネットに繋ぐだけです。これだけで海外から自宅のテレビシグナルをメタバースな空間に持ち出すことができます。

日本のテレビリアルタイム視聴、録画予約、録画視聴、VPN接続、すべてがこれ一式で可能になります。

テレビが不要の場合は、地デジチューナーは取り付けないで大丈夫です。HDPVRとテレパソだけあればオンディマンドへのアクセス、WEB録画、視聴が可能です。

海外側には子機を設置します。子機は電源とLANケーブルを繋ぐだけになります。これだけで親機子機が自動通信し、海外と日本が繋がるメタバースな空間を構築できるようになります。

旅行はしばらくできなそうですが、メタバース環境を作って日本の家族やお友達と楽しめたらいいですね。