国外規制がかかってしまっているコンテンツは、日本に設置した自宅VPN経由で海外からでも視聴ができるようになりますが、もう1つVPNを使わない方法もあるんです。
基本的に規制がかかる理由はアクセスするロケーション(場所)になりますので、海外からアクセスせず、日本の自宅からアクセスするという方法をとることでVPNは不要になります。テレパソは日本の自宅に物理的に設置しますので、日本にあるわけですからそれを利用し海外からリモートアクセスでテレパソにアクセスしてからオンディマンドコンテンツを再生させることでVPN不要な環境を構築できます。
テレパソW8システムには、このリモートアクセス機能が搭載されています。テレビ録画、リアルタイム視聴、VPNサーバーの他、日本のテレパソコンピュータにリモートアクセスができるようになる超パワフルなシステムです。リモートアクセスには画面キャプチャー機能がついておりますので、画面を録画することも可能です。これまで地上波を録画していたのに対し、ウェブ上のコンテンツの録画ができるようになります。
ウェブ録画とは?
テレビが1959年ごろから一般家庭に急速に普及した当初は録画機は存在していませんでした。人々の生活の変化と共にテレビは録画してから見るというスタイルが固定してきました。近年では一人1台モバイル時代となり放送局もインターネットに拠点を移し、ネット上でのテレビ局が急速に普及してきています。
これに伴い、テレパソのW8システムでは地上波録画に加え、ウェブ録画機能が追加されました。ウェブ録画というと馴染みがないかもしれませんが、テレビの画面を録画するのが録画機に対し、コンピュータの画面を録画するのがウェブ録画ということになります。
テレパソは、日本に設置しているものですので日本からさまざまなコンテンツのアクセスができます。(日本にある機器なので海外規制はかかりません。)
テレパソに海外からリモートアクセスしテレパソ上で再生している画面を録画するということができるのがウェブ録画機能になります。画面に映っているものを録画データにすることで地上波と同じように簡単に再生してみることができるようになります。
利点は何と言っても
- コマーシャルスキップ!YouTubeの30秒コマーシャルも気にならなくなります。
- 地上波と同じようにクリックだけで再生できる。
- PLEXのライブラリーに保存されるので地上波、ネットテレビを切り替えなく視聴できる。
- 海外の回線が遅くてもスムーズに再生できる。
- オンディマンドの規制を気にしなくて良くなる。
というようなことが挙げられます。具体的に1つずつ見て行きましょう。
コマーシャルスキップ
例えば、お気に入りの動画を録画する場合、コマーシャルも録画されてきますが、地上波と同じようにコマーシャルスキップができます。これは地上波の時と同様便利ですよね。
地上波と同じ再生手段
地上波をみてからオンディマンドを見るというと結構面倒だったりしませんか?オンディマンドはアプリで1つ1つアクセスしなければならず、コンテンツも散らばっています。お気に入りのオンディマンドコンテンツと地上波が同じフォルダーで再生できたら便利ですよね。W8では、このようにAbemaTVのニュースとサザエさんのような地上波を同じライブラリーから再生ができます。
海外から視聴する際もVPN接続すら不要になりますので海外からでも確実に視聴できます。
回線速度は不要に!
VPNの速度がでないとカクカクしてみれたもんではありません。VPNというのは実は通常の回線とは違うポートを使っている為、通常回線より速度が落ちてしまいます。さらに国際回線を通す為海外の自宅でYouTubeを見るときの速度はでないのです。
海外のお住まいの場所によっては回線速度が確保できないという場合もあります。ただでさえ回線が遅いのにさらにVPN接続となると視聴は難しくなってきます。ウェブ録を利用することでこの点が劇的に改善してきます。
海外のコンピュータから日本のテレパソにアクセスをし、AbemaTVを録画。(画面をキャプチャーします)時間は指定できるので1時間としておけば後は自動で海外にファイルが転送されてきます。
再生は日本で行い日本で録画しているので日本の高速回線を利用するので海外の回線とは全く関係なく高画質再生で視聴可能です。
この仕組みは地上波と同じですね。地上波も日本で録画し海外に転送しています。ウェブも日本で録画し海外転送であれば回線速度は気にならなくなります。
規制の対象外に!
海外だとこんな表示でアクセスできませんが、直接日本から再生させればVPN接続すら不要になります。海外からリモートでテレパソにアクセスができるので再生は日本からとなり規制の対象にすらならなくなります。海外にいてもテレパソが1台設置してあれば日本にいるのと同じ環境を構築できるというわけです。
ウェブ録画はまだ用途としては時代の最先端ですが、海外の生活では何が起きるかわからないことが多いので、万が一の保険としてリモートアクセスできるウェブ録機能があれば海外でも困ることがなくなりますよね。