【アメリカ在住者が教える】最も快適に海外からテレビを視聴する方法はどのサービス??お客様からの嬉しいお手紙。

ユーザーFAQ

WatchJTVは海外在住の方々に日本のテレビを視聴できるテレビ録画サーバーを17年近くご提供させていただいてきました。

2016年からご利用いただいているお客様からいただいた1通のお手紙が届きました。こういうお手紙をいただくと本当に今まで頑張ってきてよかったなと思う瞬間です。2005年、自分がテレビを見たいために作った録画サーバーテレパソでしたが、次第に周りから欲しいと言われここまで進歩できました。2011年にはアナログからデジタルになったり、機器とソフトが競合し何度も壁にぶち当たってきました。何台も機器を試し、何度もプログラムを書き直し諦めずここまでこられたのもご愛顧いただけるお客様のお陰だと心の底から感謝と共にお手紙ご紹介させていただきます。このお手紙は私共にとっては一生のお宝です。本当にありがとうございます。

2016年からご利用いただいているお客様からのお手紙

「Slingbox 350 を日本で 3年ほど、通勤時間やお風呂に入りながら映画を見るなど、毎日 100% 活用しておりました。その後、2014年秋に主人の仕事の関係でアメリカに移住したのですが、当時は Slingobox の機能に充分満足していたため、他社への移行は露ほども考えておりませんでした・・・移住後すぐに、At&T 社 (米内最大手) で High Speed プランの契約をしました。そのため、また以前のように Slingbox で日本のテレビをいつでも楽しめると思っておりました。ところが、すぐに現実を目の当たりにし愕然としました。”視聴できる” という言葉とは程遠い環境になっていました。5秒再生して、5秒のダウンロード待ち、その後また 5秒再生され、、、というような状況です。

AT&T 社に確認したところ インディアナ州での最大スピードは 平均 25~ 30Mpbs。”光回線” という言葉は「聞いたことがない」との返答。正直、石器時代に戻された心地で、この時ほど、日本の環境を羨ましく思ったことはありませんでした。

結局、Slingbox での視聴は断念し、追加料金 ($25 程/月) を払って、テレビジャパンの契約をしました。ところが、日中の番組は、ほとんどが赤ちゃんや子供向けばかり。ニュース番組を見れば、特にスポーツ系は著作権や放送権の規制で、映されるのは静止画ばかり・・・また、放送されるドラマも同じストーリーの再放送ばかり。これは、1つのチャンネルで、アメリカの持つ 「5つの時間帯」をすべてカバーしていることが要因の様子です。そのため、毎月 $25 を支払うのも無駄に思え始め、2ヶ月ほどで解約しました。

主人はアメリカ人です。私も日常会話レベルの英語は特に問題はなく、アメリカのテレビ番組を一緒に楽しむことはできます。それでも、やはり日本のテレビ番組の方が、はるかに楽しいと感じます。また、主人もお気に入りの日本の番組があったこともあり、この点を諦めることは絶対に出来ませんでした。最後に頭に浮かんだ言葉は、「今のこの時代、必ず何か方法はある!」 です。

私と主人の希望環境は明白でした。

①主人も私も、アメリカ・日本の番組を問わず、いつでも好きな時に、ネットワークスピードを気にせず自由に見れること 

②日本のテレビを可能な限り高画質で、かつ、リビングにある 70インチの大画面で見れること 

③有料番組も視聴できること

④タブレット上での視聴が可能なこと

⑤主人が大画面で視聴中も、私はお風呂や台所で好きなテレビが見れること

の 5 点でした。

これらの希望を基に数ヶ月をかけて調べつくし、最終的にたどり着いたのが、WatchJTV 様でした。

初めてサイトを拝見した時は、本体代が予定金額を大幅に超えていたため、かなり悩みました。ただ、「問い合わせしてみないと何も始まらない」 という気持ちから連絡を取る決心をしましたが、当初は後ろ向きな気持ちがあった事は事実です。そのため、購入前に質問した件数は 50件近くに上ります。技術的知識の無い素人ではありますが、思いつく限り、本当に細かい点を、重箱の隅をつつくように質問をしました。

(担当者の方には申し訳ない、でも、高い買い物をするのだから、このくらいは許して欲しい!という気持ちと戦いながら。)

最終的に、私の気持ちを前に向けてくださったのは、WatchJTV 様のサポート体制だと思います。頂く回答がすべて明瞭で、曖昧さや不信感を感じる点が全くありませんでした。出来ること、現在は動作検証中であること、希望環境に近づけるための代替案 なども明確に回答下さいました。これだけのサポート体制を整えられている会社は、たとえ日本国内でも、なかなか存在しないように思います。

購入後に発生する、プレミアム会費 ($10/月) も一瞬考えましたが、最高のサポート体制を引き続き受けられることや、全く楽しめないテレビジャパンに $25 を毎月払う事と比較すれば、悩む対象にもなりませんでした。

昨年、2015年秋に日本へ一時帰国する事が決まり、事前の設置のお願いをするため実家に連絡を取りました。75 歳の父は、当然の事ながら、「難しそうだし気が進まない」 との返答。そのため、次のハードルを越えるべく、設置マニュアルをお送り頂き、それを基に、再度交渉・成立。ならば、父の気持ちが変わる前に!とのことで、急ぎ、10月中旬に購入手続きをし、実家へ発送、Slingbox との差し替えをしました。

<購入商品>

テレパソUXシステム、高画質用TVアンテナボックス、オンデマンドスティック (新発売でした。US側への発送)

– テレビチューナーは、Slingbox で使用していた アイオー・データをそのまま利用しました。数年前の機種だったため最購入も考えたのですが、機種情報をお知らせしたところ、D端子が存在していることに着目下さり、継続利用をお勧め頂きました。

<設置環境>

アメリカ側: 2Fに iMac、1階リビングの 70インチ TV に AppleTV (3rd Gen) と オンデマンドスティックを接続。ルーターとはすべて無線接続。

日本側: 父の部屋にある 1本のTV 回線を 2分岐し、テレパソに接続 。ルーターとは有線接続。

父より設置完了の連絡が入るとすぐに、日本側の環境が整った事をリモートにて確認下さいました。その後、各機器の最終設定が完了するまで少々待機。最後に、ご案内頂いたマニュアルに従い、iMac 側の設定等を私の方で対応しました。オンデマンドスティックの箱を、ワクワクしながら開封し、テレビと Apple TV に接続。同日中には予約録画した番組を iMac 上で再生、翌日にはリビングの大画面で、HD画質で視聴することが出来ました。この瞬間、とても感動したことは、いまでもはっきり覚えています。

帰国時、父に設置時の状況について確認をしたところ、多少悩む箇所はあった様子ですが、 特段のトラブルもなく 1時間弱で完了できたとの事です。また、母からは、父が 「最新機器を接続する大役を果たした。まだまだ自分は時代についていってる。」 と、友人に自慢している事を聞きました。協力してくれた父には本当に感謝しています。

実際に使用を開始して、もうすぐ 5ヶ月が過ぎます。テレパソ設置後の生活は大きく変わりました。

(私)「アメリカと日本、どっちのテレビ見る?」

(主人)「昨日見た、日本の “決定的瞬間” の番組の続きを見ようよ」 

(主人) 「今から、American Restorationの番組、リビングで見るね」

(私) 「OK、私はお風呂に入りながら日本のテレビ見るね。映画だから 2時間は出てこないよ」  というような会話が普通に飛び交うようになりました。

お風呂場等では、自動ダウンロード済みのファイルを Android タブレットにコピー&再生しています (コピー時間は 1分ほど)。 タブレットから直接日本のテレパソに接続して視聴することも可能ですが、ネットスピードの問題があるので、今は前者の方法に落ち着いています。

職場はネットスピードが充分にあるので、ランチ時間に Internet Explorer上から推奨アプリ (Plex) 経由でテレパソに直接接続して視聴しています。また、何といってもここはアメリカ。車で 10時間くらいの距離であれば普通に旅行を計画します。ナビゲーションが 「このまま 200マイル、直進です♪」 などと言えば、運転は主人に任せて、私はチップス片手に携帯で日本のテレビを楽しむ、ということも出来ます。

万が一、予約をするのを忘れてしまったり、視聴したい番組の時間帯が重なってしまった場合は、オンデマンドスティックを使って  70インチの大画面から VPN 接続をして TVer 等をクリック、対象の番組 (無料視聴) を再生して大画面に拡大するだけです。もちろん、iMac や タブレット上からも同様のことが可能です。不思議な事に、この場合はネットスピードを要求されていないのか、スムーズに見ることが出来ています。

もちろん、購入後のサポート体制も、非常に満足しております。ふと気づいた点についてメール連絡をした際、翌日、私が外出をしている最中に、テレパソ側にリモート接続をして状況を確認して下さり、帰宅したときには、解決済みであることや、私の間違ってしまった手順など、詳しくお知らせ頂きました。また、今年の 1月に、テレパソに接続できない問題が発生したため相談すると、電源が入っていない様子なので確認して欲しい、との回答でした。実家に連絡をすると、大雪のため一帯が停電になってしまっていた様子。父に手動で電源を入れてもらい問題はすぐに解決できました。さらに一番嬉しい点を申し上げれば、実際の作業手順などを、動画で案内して頂けることです。自身も同様ですが、簡単な作業とはいえ、どうしても父にお願いしなくてはならない事が発生した場合でも、動画を見ることが出来るのであれば一目瞭然です。本当にすばらしいサポート体制だと思います。

移住をしてから、早 1年半が過ぎました。

この “夢の環境” を構築するまでは山あり谷あり、ではありましたが、諦めなくて本当に良かったと、心から思います。

「たかがテレビ、されどテレビ」  です。

アメリカでは、大手スーパーと言えど、卵 1パックを買うだけでも、「割れていないか、数はすべてそろっているか」 と心配しなくてはいけません。

サランラップの使い勝手の悪さに発狂寸前になったり、処方箋を薬剤師に渡したら、指定の錠剤薬が必要個数入っているか、も自己責任で確認しなくてはなりません。このように、日本では考えられないような小さなストレスを無意識のうちに積み重ねてしまわないように、日々、リセットをし続けていくことを手助けしてくれる、その手段のひとつが、日本のテレビ番組 だと思います。

2020年の東京オリンピック。まだ少し先ではありますが、インディアナから日本選手を応援できる日が楽しみです。

末筆となりましたが、問い合わせ開始から設置完了、そして現在も、すばらしい技術とサポート体制を提供して下さる 山岡様、小野寺様をはじめ、WatchJTV 関係者皆様に、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

3/16/2016」